NANO-FILはボディコーティングとして、全く新しい構造である「3Dネットワーク構造被膜」
を開発しました。従来の網目構造の中に「直鎖結合」を組み込むことで、高硬度な被膜
性能を維持しながらも高い追従性のあるしなやかさを併せ持った、より体感できる性能
を生み出します。硬さとしなやかさを併せ持つという不可能を可能にし、高性能なコーテ
ィングへと進化したECHELON NANO-FILは「インパクトのある膜厚感」、
「シミを防ぐ超滑水性」、「従来を凌駕する耐候性」といったコーティングとして求められる
最も重要な機能を実現しています。
硬度と柔軟性を併せ持つ3Dネットワーク構造被膜だから実現できたインパクトのある膜厚感。
塗装面上に濡れたような深みのある光沢は見る者を魅了することでしょう。また、この被膜
は紫外線領域に吸収を持たないため、被膜の劣化を極限まで抑え、黄変を防止することで
高い透明度を維持して、被膜の光沢が長期間持続します。
NANO-FILの超滑水被膜は、美しさと機能性を両立した新しい形のコーティング被膜です。
車の光沢感を維持するための一つの性能として水滴の弾き方がポイントとなってきます。
超滑水被膜の水滴は楕円形でレンズ効果が出ない形状をしていますが、
撥水被膜の様に容易に水滴が流れ落ち、塗装面上に汚れが固着しづらい特徴を持っています。
3Dネットワーク構造被膜は、従来の有機高分子骨格を形成するようり大きなシロキサン結合
をベースにした三次元架橋構造を主骨格に持ち、塗装に影響を与える糞害、黄砂、樹液、
酸性雨などの外的要因によるダメージを最小限に抑えて圧倒的な耐候性を発揮します。
また、その裏付けとして、3年以上の長期に亘り実車でのテストを繰り返しながら、
第三者機関でのサンシャインウェーザーメーターによる促進暴露試験を始め、
各種耐久性試験をクリアしその優れた性能が客観的に実証されています。
ボディコーティングは施工して終わりではなく、施工してからの体感できる性能が本来の価値
となります。ECHELON NANO-FILは、性能が長期間持続することで日常のメンテナンスを
容易にし、コーティングのメリットを実感できます。
メンテナンスには、ECHELON専用のケミカルをラインナップし、洗車からクリーニングまで、
被膜に悪影響を与えること無く、的確なお手入れを可能にします。
実際にコーティングを施工した車体に霧吹きで水を吹きかけてみての滑水状態の確認。
水の弾き具合は凄いですね。息を吹きかけただけで水滴が滑るように流れていきます。
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これまで自動車、車両等さまざまな表面加工に対し、撥水塗膜がもてはやらせてき
ましたが、21世紀に入り、親水塗膜の有用性が重要視されています。
そこで注目したのがガラスです。
クオーツガラスコーティングは、常温(25℃)で高純度石英ガラスに転化する
画期的な新素材です。
塗膜やゴム等に吹き付けるだけで、1ミクロン以下の薄いガラス膜を形成し
水垢や虫の死骸などの汚れから塗膜面を保護します
スプレーガンによる吹き付け工法なので
グリルの隙間やエンブレム周りなど、細かいところもコーティングできます。
水を味方に
アクアミカ(AQUAMICA)クオーツガラスコーティングは、
水を味方にするシリカコーティング材料です。
シリカガラスの硬さと親水性により汚れをプロテクト。
アクアミカ とは
パーヒドロポリシラザン(Perhydro-polysilazane)という独自物質が、
大気中の水分と反応してシリカガラスに転化することを利用しています。
アクアミカは主成分パーヒドロポリシラザン、有機溶媒、
少量の触媒により構成されています。
アクアミカは非常に活性で、塗装成分のOH、
COOHなどの官能基と化学結合すると同時に
アクリルやウレタンなどの樹脂と相接するため
高い密着性が得られます。
ポリシラザンシリカコーティングの歴史は
80年代からの研究の蓄積によるものです。
これまで国内外の特許約150件を出願、70件を取得し、
1991年に科学技術長官賞、
1999年には第45回大河内記念生産賞に輝いています。
メンテナンス
Quartzには専用のメンテナンスケミカルをご用意しています。
専用のコンディショナー、コンディションクリーナーをお使い下さい